施工事例

施工実績

弊社が行っている一般的な施工内容をご紹介します。
施工内容はこれ以外にも多岐に渡ります。建物の状況、用途などに
最適な工法をご提案しております。

施工事例( ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法事例)

*現在よく防水仕様として多く施工されている工法になります。
工法として、通気緩衝工法・メッシュ補強工法・密着工法がメイン的な工法になりますが、
近年では高強度・高伸長ウレタン材が開発されてきており、ウレタン防水としても幅広い施工方法があります。高強度・高伸長のウレタンに関しては、通常のウレタンのメッシュ工法と同等の効果が塗るだけで得られます。(強度の伸び率が高いことから、ガラスメッシュ補強をしているだけの効果が得られます)

ウレタン防水施工の保証としては、通気緩衝、メッシュ補強工法、高強度ウレタンに関しては10年のメーカー保証があり、密着工法としては5年のメーカー保証になります。施工をすれば保証が出るのですが、現場にあった施工方法、そして何より膜厚の管理が重要になります。

施工をしても膜厚が無ければ防水材としては機能は低く、しっかりとした施工が必要になります。
ウレタン防水は塗り防水になりますので、収まりが悪い施工部位でも対応出来るメリットがあります。

施工事例(塩ビ)機械固定工法(後打ちアンカー工法)


後打ちアンカーにての強風仕様工法になります。このような形状でも特殊鋼板を作成する事により、塩ビシート防水を施工する事が可能です。

基本的に機械固定工法が多く、溶着するディスクのアンカー強度が重要になります。アンカーを施工する際、必ずエポキシ樹脂を併用する事により、アンカーの引き抜け強度が増し、フラッタリング等で起こりうるアンカー引き抜けを防止する事に繋がります。工法的なデメリットとしては、アンカー等を設置する際の削孔で振動・騒音がします。

通常屋根施工機械固定工法(断熱仕様)


アンカー取付前に、エポキシ樹脂の注入をしている状況になります。


アンカーの引張検査を実施します。施工現場単位で、アンカーを選定しエポキシ樹脂を使用しない状況でも引き抜き強度があるのが理想になります。(プラス、エポキシ樹脂にて強度を上げる事により、より強固に耐風圧に耐えられるようになります)

施工事例(改質アスファルト トーチ工法・冷工法)

改質アスファルトトーチ工法

現在、既存アスファルト防水が施工されている現場では良く選ばれる工法になります。トーチ工法とは、トーチバーナーにてシートのアスファルトを溶融して防水を行います。その際、しっかりとバーナーで炙り、シート全体を溶融する事が重要になります。シート系の防水では、シートジョイント部分をしっかり処理する事で防水性が高まりますので、トーチ工法の際は、溶融したアスファルトをしっかりジョイント部分がからはみ出させます。(はみ出す部分をアスファルトバンクと言います)

当社では、ジョイント全体を金鏝で押さえる事でジョイント部分のアスファルトバンクを確認し、
シートジョイントに隙間等が無いように施工しております。工法としても、単層・複層・断熱工法とあり、併せてトップコートを高反射塗料にする事で、防水層を長持ちさせる事で建物自体の耐久性が向上します。

改質アスファルト常温工法

常温工法とは、トーチ工法と違いはシート裏に自粘着層が元々あり、
剥離紙を剥がしながら張付けていく工法になります。
張付の根本的に変わりはなく、シートが自着か溶融かの差になります。

常温工法の良い部分は、トーチ工法と違い火気の使用が非常に少なくすみます。
自粘着層の接着ですが、水密性を上げる為に写真のようにシーリング処理を致します。
張付時には、しっかりとエアーが無いようにローラーにて転圧していきます。

施工事例 金属屋根防水(アクリルゴム系防水)


施工前状況


施工後(高日射反射塗料)

アクリルゴム系防水は、基本的に金属屋根での仕様が多くなります。その他、アスファルトシングルやスレート屋根にも施工は可能です。特長としては、高弾性のアクリルゴム塗膜により、下地の動きによく追従し防水効果を発揮します。プライマーに防錆効果がある為、しっかりとした下地処理をする事で、防水と防錆機能を併せ持つ事になります。

防水材の塗布量自体も他の防水と違い少なく、建物への荷重負荷が少なくなるという利点もあります。塗布量が多くはないですが、注意点として、1度に多く塗らずに最低でも3回に分けて塗布する事でしっかりとした防水層(塗膜厚)を確保する事が出来ます。高反射塗料を併用する事で、金属屋根特有の温度上昇を軽減し、室内環境を向上させる事に繋がります。

折板屋根施工後(高日射反射塗料仕様)

施工事例(FRP防水)

マンション等の現場ではあまり施工する事が少ないですが、一般的な木造住宅のベランダでの防水施工はかなり高い割合でFRP防水になります。

その他の施工箇所では、水槽や風呂場、駐車場とかでの施工が多くなります。FRP防水とは、ガラス繊維に軟質ポリエステル樹脂に硬化剤を添加した溶液を含侵させた塗膜防水になります。防水層は軽量かつ強靭、防食性・耐熱性や耐候性に優れている特長があります。

さらに耐食性が優れるビニルエステルを使用する事で、薬品等の過酷な環境でも施工が可能になります。欠点としては、臭気が非常にきついことがありますが、今はあまり臭気のしないノンスチレンのタイプの樹脂もあります。

その他では、FRP自体が固く伸縮性が無い為、10平方メートル程度までが良いかと思います。
どの防水でも一緒ですが、メンテナンスが重要になります。保護塗装の塗替えは5年毎くらいで行う事をお勧めします。

特殊屋根

既存:FRP防水とウレタン塗膜防水の複合防水漏水があり、漏水箇所の下地交換の上でFRP防水(2PLY仕様)を施工、端部は高強度ウレタン塗膜防水(補強メッシュ)にて施工

施工事例(止水工事)
止水事例(半地下階段部分・導水管工法)


既存タイルを撤去し斫りをした状況になります。撤去後に水が溢れてきています。導水管を設置し、止水材を注入するパイプ設置後に止水セメントにて埋め戻しを行います。

止水材が水に反応し発泡する際に膨張しますので、十分に耐えうる厚みを付ける事が必要になります。


階段切り付け部に導水等を設置後、注入用パイプより止水材を注入している状況になります。


止水材注入後、切り付け部より水が止まった状況になります。


近似タイルを張り完成になります。

止水事例(地下クラックより漏水・高圧注入プラグ工法)


地下機械室のコールドジョイントからの漏水になります。


高圧プラグより止水材を注入した状況になります。


止水材注入後、十分に効果があり漏水が止まった状況になります。

施工事例(塗床)


工場内の塗床施工写真になります。 フォークリフト等の重加重にも耐えうる樹脂(エポキシ樹脂)にての施工です。その他、いろいろの用途に合った塗床材があります。

施工事例(塗床 厨房仕様)

厨房施工前

新規塗床材を施工する際には、既存の床材の撤去が必要になります。

研磨作業

既存床材の研磨作業により、素地をしっかりと出し、表面の目粗し作業も行います。

研磨後

研磨作業と並行して、床の端部、スパン10m程度でUカット目地を作成します。塗膜の剥離を防止する効果があります。

塗床材施工(仕様:耐熱ピュールM7工法)

耐熱水性、耐衝撃性に優れており、耐熱目安温度120℃になっております。水性硬質ウレタン樹脂系になりますので、臭気に関しても問題のない仕様になります。

施工完了後

施工事例(長尺シート工事)

バルコニー長尺シート張り 施工中

長尺敷き込み範囲外は、ウレタン塗膜防水を施工する事により、ウレタン防水と長尺シートによる複合防水となり保証対象の施工法になります。


施工後には端末のシーリングを行います。ウレタン防水での仕様と違い、意匠映えし高級感が出ます。


プールサイドでも使用できます。夏場に子供が歩いても、通常のシートより熱さが籠らないようになっております。

施工事例(下地補修・補強工事)

欠損・爆裂補修

(施工内容)
躯体コンクリートの欠損や鉄筋が錆びて膨張して爆裂をした箇所の補修です。エポキシ系モルタルにて成形しております。ワイヤーブラシで清掃(錆落し)を行い、プライマーを塗布してモルタルにて成形します。プライマーに防錆効果があります。

ひび割れ補修 0.3ミリ未満

0.3ミリ未満のクラックに対しては、セメントフィラー処理を行います。クラックに対して、刷毛でしっかりと擦り込んで埋めていきます。

ひび割れ補修 0.3ミリ以上

サンダーにてUカット作業を行います。しっかりと12ミリ~15ミリ溝を掘り、その後シーリングを施工、硬化後に埋戻しを行います。

ひび割れ補修 0.3ミリ以上(低圧注入工法)


開口クラック

ひび割れ内に自動式注入ポンプを使用し、加圧しながらひび割れ深層部まで低粘土樹脂を充填していく工法になります。低粘土樹脂は流動性が良く、微細なひび割れのすみずみまで充填出来ます。

既存が開口にブロック積みしている状況 どの補修方法を施工しても再度クラックがで、取合部分にクラックが発生しています。再度発生する可能性があるので、ガラスクロスをエポキシ樹脂で張付、面でクラック発生を抑える施工をします。

ガラスクロスを張付、エポキシ樹脂が硬化してから、樹脂モルタルにて仕上を行います。


補修の施工完了となります。